2011-05-27 樹の花 息をようやく吐き 水を飲むどちらに 光はあるのだろうか めぐった血の あたたかさに導かれ おぼろげな 道をたどる 地図を読む 細かに降る 目蓋を模した花 いつかの朝も この路に 立っていた