Kanecoの詩集(仮題)

このWebから詩を取り出すために、去年の日記を久しぶりに読んだ。
 
 昨年の秋から冬の記憶というと、手製の詩集と、龜鳴屋さんから出す詩集のために、ずっと原稿を整理しており、そして本業のほうでは、17年の支援の経験を根本から考え直さなくてはならないと思ったほどの体力勝負が続き疲労困憊の日々。不惑を迎えて腰椎ヘルニアは再発し、燃え尽きるのでは…という状況に。白髪も頭頂だけ急速に増え、髪を切る度に「お加減は…」と心配された。しかし、今、出力してみると、昨年は気になる本のことを丹念に書き、高遠ブックフェスティバルや神戸に出かけて書き、親孝行プレイにも励み(また書き)、詩も欠かさず、ただの元気な調子乗りおばさんがそこにはいる。なんの陰影も感じられないのが残念なくらいだ。
 今は、その現場報告的な部分がTwitterに移行しており、この夏の下鴨や、金沢一箱のことが抜けてしまっているのは、最近の記憶喪失ぶりからいって、後になって勿体なく感じるのかもしれない。
そして今回の詩集。まずは仮に作り、冬に製本をどこかに頼む形にしようかと考えている。先立つものがない今は、まずは原稿を整理するのみだが…普通に作るのも面白くないので、何か工夫してみたいとこだわりは一応あるのだが、何せ実行するのは大雑把郡適当村字行き当たりばったりの我が身なので、さあどうなるだろうか。目標は秋の古本まつりである。進行具合は去年同様、こちらに載せていこうと思う。乞うご期待!

 ちなみに、「こんなに書いたのか!!」と去年からの自分の驚愕経験をブログを持っている皆さんにも味わっていただきたくて、自分のブログをWebから出力してみよう運動を急に推奨している。できましたら、私がコメントを残しているブログの皆さん、いつかお会いした時、そのまとめた冊子と詩集を交換ということでいかがでしょう(不等価交換か…)古本市とかでは名刺より嬉しいし…しかし、自分を追い込むために、要らんことばかり思いつく秋の夜長であった…