2009-09-21 18ticket ひとむかし 砂と戯れ飽きたころ きっぷがつれて行った先 岩船駅のホームの花壇 西大山の人家の裏 つららの並んだトイレ Y・Hの二段ベッド モヨロ貝塚 熱川無人泉 陽の落ちた笹川流れ 真夏の民家地帯 秋月の水道栓 終点は 時刻表には 乗ってない。 時をとめてほしくないのに磁場はカイナを離してくれない時間が瀧になって落ちる世界の果て のほとりにいたのか 貧乏ゆすりが 身についてしまうほど いつの間にか 帰り着いてはつぎの季節にまた靴をはく 夏、春、冬 そんなにも君は退屈を探していた