『すごい本屋!』に行けなくて

2008年の暮れ、和歌山の山深くにある本屋、イハラハートショップの方の著書『すごい本屋!』に魅せられて、誰彼かまわず、人に読め読め強要し、行く機会もうかがっていたが、和歌山は岐阜からは遠く、なかなか機会は訪れないのだった。先月、たまたま京都に居たおり、特急で行けば、京都から和歌山は行き易いことに朝、気づき、スーパーくろしおの客となった。
年末とあって、忘年会続きで、朦朧としており、そこらで買った袋に本をぱんぱんに詰めて持っているのが旅支度という風体なので、「姉さん、商売?」と隣に座った髪の長い、つけまつげもびっちりのラテンな婦人に聞かれ、もごもご言っていると「食べるかー」と手渡された蜜柑。空腹にしみわたる。
(書きかけ)