不安を楽器 に鳴らし終え たまたま 聞きいるひとを得たと 月琴を胸に ねむるのも忘れるあのものを 呼びとめたりしないこと なさけあるのなら たとえ 肩は痛み 足は曲がらず 横画面の夕景に 座らざるを得なくとも 紙のように散らされた 古びたイコンは 首から…
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