桟橋の音 せばめられた家族の距離を地図に落として 遠くから向き合おうとしている 色褪せた一組暴風で扉は開かない今日は刺身が出ず煮魚だよ蛤は縮んでいる 滋味の出ようのない 新鮮すぎる瞬間を待ってフェリーが出る目が開けられない圧力に躰のありかを失っ…
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